小さな子どもの目線を通し、その家族の日常を描きながら、繰り返し続いてきた家族の歴史、大きな時間の流れ、生命の循環といった、巨大なテーマにたどり着いた作品。
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊のくんちゃんに、 生まれたばかりの妹がやってきます。
妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん─。
そんな時、くんちゃんは家の庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女と出会います。
彼女は未来からやってきた妹・ミライちゃんでした。
ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。
待ち受ける見たこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母との不思議な体験、そして父の面影を宿す青年との出会い。
そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。
果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?
ミライちゃんがやってきた本当の理由とは─
監督・脚本・原作 | 細田 守 |
作画監督 | 青山浩行、秦綾子 |
美術監督 | 大森 崇、髙松洋平 |
CGディレクター | 堀部 亮 |
色彩設計 | 三笠 修 |
2018 | サン・セバスティアン国際映画祭 |
2018 | シッチェス・カタロニア国際映画祭 |
2018 | カンヌ国際映画祭 監督週間・正式上映 |
2019 | アカデミー賞 長編アニメーション賞ノミネート |
2019 | ゴールデン・グローブ賞 アニメーション映画賞ノミネート |
2019 | アニー賞 長編インディペンデント作品賞受賞 長編作品脚本賞ノミネート |